風の谷のナウシカ

主人公ナウシカの故郷である辺境の小国。人口は500人程度。海から吹き付ける風を風車で動力としながら、中世レベルの農業と採取活動により成り立っている。「海から吹く風様」と形容される潮風で腐海の胞子による侵蝕から守られているが、それでもわずかに届く腐海の毒は人々を確実に蝕んでおり、死産や四肢硬化を引き起こしている。族長の住む城の大風車で地下500メルテ(作中における長さの単位)から水を汲み上げ、それを貯水池に引いて寝かせてから沸かし、飲料水や農業に用いている(貯水池に引いて寝かす理由が物語終盤で明らかになる)。
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付近の砂漠には旧世界の廃船があり、風の谷の人々が篭城するために使われた。この廃船は旧世界の宇宙船とされており、「火の七日間の前、星へ行っていたらしい」と言われている。周りにはセラミックを切り出すための鉱山町が造られている。

自治権の保証と引き替えに、族長が召集に応じてガンシップで参戦するという盟約をトルメキアと結んでいる。トルメキア戦役には余命僅かな族長ジルに代わり、娘のナウシカと城オジらが参戦した。
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