銀魂の世界観

宇宙の知的生物天人(あまんと)諸族によって開国を強要され、銀河文明が導入された江戸のかぶき町を主たる舞台とする物語である。作者はこの作品の属性を「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表現している。
銀魂 DVD BOX
本作で描かれる江戸の風景は、木造の長屋が立ち並び、着物を纏って髷を結った者たちが行き交うという時代劇らしいものが目立つが、その一方で、携帯電話、電子レンジ、テレビ、コンピュータゲーム等、科学技術の産物も登場している。これらの科学製品は多くは現代的なものだが、宇宙船やアンドロイドなど未来風のものも含まれており、サイバーパンク的な事件に見舞われることもある。

「天人」は地球にやって来ている異星人達の総称であり特定の種族の呼称ではない。天人は種族単位で独自の星系国家を形成している。物語において確認された天人国家の大使や大使館としては、戌威族の戌威星大使館、茶斗蘭星大使 等がある。
銀魂 激安
徳川幕府は傀儡政権として存続している。長としての称号は「征夷大将軍」とされ、当代将軍として「徳川茂茂」が登場している。